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茂木 敏充

自由民主党· 衆議院· 外務大臣

Classified stance

Full speech

○茂木国務大臣 エズラ・ボーゲル教授が「ジャパン・アズ・ナンバーワン」を書いたのは、たしか一九七九年だったと思います。私がハーバードにいましたのは八一年ですから、若干時間はずれるんですが、それにしても、当時はやはり日本経済は圧倒的でありまして、例えば東京二十三区の土地でアメリカ全土が買える、こういう時代でもあったわけであります。  確かに、委員おっしゃるように、日本の経済力は全体でいいますと落ちてきていますけれども、それでもやはり、日本の持っている優れた技術であったりとか、様々な力というのはある、こんなふうに思っております。  世界は今、パワーバランスの変化であったりとか、紛争、対立が激化をする、これを受けまして、戦後最も大きな構造的な変化の中にありまして、安全保障環境も一段と厳しさを増しているところであります。そういった中にありましても、若しくはそういった中にあるからこそ、一貫した姿勢を貫く、また原則を貫く、日本に対する期待というのは非常に高いんだ、こんなふうに今考えているところであります。  例えば、経済外交でいいますと、ルールに基づく自由貿易体制の維持強化、これには日本は主導的な役割を担ってきました。私も、担当大臣時代に、CPTPP、これは、アメリカがTPPから離脱をする、一時もう漂流をしてしまうんじゃないかというのを、日本が中心になってまとめる。また、日米貿易協定、トランプ大統領からは茂木はタフだと言われましたけれども、これもどうにかまとめる。さらには、日英のEPA等々、妥結に至ったというところであります。  国際経済環境、こういったものが不透明感を増す中で、我が国が、GDPについては宇佐美先生がおっしゃるような状態であっても、自由貿易の旗振り役としてリーダーシップを果たしていく、こういったことはますます重要になってくる、こんなふうに考えております。

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