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長野真樹

· 農林中央金庫代表理事専務執行役員

Full speech

○長野参考人 御質問に御回答させていただきたいと思います。  まず、我々農林中央金庫のサステーナブルファイナンスのこれまでの取組実績でございますが、二〇三〇年度までに十兆円という目標を立てて取組を進めてまいりました。  具体的には、農業法人による温室効果ガス、いわゆるGHGの排出量の削減でございましたり、食農関連企業による地域社会への貢献、こういったものを数値目標とする貸出し、こういったものに加えまして、自然災害リスクマネジメントを重要テーマとする債券でございましたり、学校、病院、こういった社会インフラ等を対象とするプロジェクトファイナンス、こういったものへの投資を進めてまいりました結果、委員御指摘のとおり、二〇二五年度の上期に先ほど申し上げました十兆円の目標を早期に達成したということもございまして、新たに十五兆円という目標を足下で設定させていただいておるというところでございます。  また、委員御指摘のとおり、海外の政治あるいは規制の情勢、こういったものが大きく変わっている中で、金融機関、いわゆるサステーナブルファイナンスの融資主体、こういったスタンスも、国ごとかもしれませんけれども、変わってきておるところもあろうかと思ってございます。  しかしながら、我々農林中央金庫は、農林水産業を支える協同組織の一員として、我々自らのビジネスが、農林水産業の営みによる命ですとか自然の循環、地域社会における人々の豊かな暮らし、こういったものと共にあるということを十分認識した上で、サステーナブルファイナンスを通じた社会課題の解決を目指しているところでございます。  したがいまして、投融資案件、こういったものにつきましては、金融機関としてのリスク、リターンに見合ったそういったものを吟味した上で、しっかりと収益性を確保し、繰り返しになりますけれども、海外の政治、規制情勢、こういったものには十分留意しながら、環境、社会へのポジティブインパクトを創出した二〇五〇年ネットゼロの目標に向けまして、引き続き本取組の方は進めてまいりたいというふうに考えてございます。

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