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塩田康一

· 鹿児島県知事

Full speech

○塩田康一君 高校、特に県立高校について少子化がどんどん進んでいるというのは非常に大きな課題であります。また、本県においては地理的な要件として離島が非常に多くて、それぞれの島において高校がなくなりますと、中学校を卒業して本土なりに引っ越していかなければならないということになりますと、更に若い人たちの島外への人口流出というのも進んでしまうというような課題も生じることが懸念をされております。また、半島という地理的な要件もありまして、非常に中山間地域も多くて、県立高校の配置ということを、以前も、統廃合等もこれまでにもしてきておりますが、更に先ほど御指摘のような少人数の学級数等になっているということでございます。  一方で、私立の状況を見ますと、非常に私立の志望者というのがこれまで増えていて、私学ですと、スクールバスで県内あちこち乗せて通学が非常に便利であるとか、あるいは施設も充実しているというような状況も出てきております。  一方で、県立高校ですと、既に公共交通機関がない中で自転車なりバイク通学をしている地域もございますし、最近のバスの人手不足等でいわゆるスクールバス的に使われていた路線が廃止になり、通学も厳しくなる、あるいはそれに対しての費用も負担も増えているというような状況もある中で、今回、私立高校の無償化、いわゆる無償化というようなことになりますと、そこに更に拍車がかかるということは懸念をしております。  ただ、県立高校における先ほどのような志望もありますので、そういった意味で、それぞれの地域におけるやはりセーフティーネットとして、県立高校というものを一定程度配置をしていく必要があるというふうに思っております。  特に、先ほど申し上げたような離島など、いろいろな今工夫をして、県外からも山海留学みたいな形での生徒に来ていただいたりというようなこともしながらやっておりますし、少人数学級になりますと教科の先生方もなかなか十分ではないという中で、一緒に幾つかの高校がまとまって行ったり、オンラインを活用したりというような部分もございますし、そういった中で、できるだけ高校の魅力化を図っていくということで知恵を出し合いながら今取り組んでいるというところではございますけれども、そういった、先ほどの高校の将来ビジョンというのを今検討しておりまして、その中で、どういった配置というものがあり得るのか、あるいは私立との差別化であったり魅力化、こういったこともその中で更に議論を深めていくことになるというふうに思っております。

Surrounding remarks in this meeting