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山田昌弘

· 中央大学文学部教授

Full speech

○参考人(山田昌弘君) 私、十五年ぐらい前にオランダを調査してきたんですけども、とにかく正規と非正規の格差がないというのは当然なんですけれども、一番びっくりしたのは、労働時間を自由に決められるということなんですよね。長時間労働する人いないのかと聞いたら、それはいるよ、本当に、一人で、単身でいる人は、長時間選択する人もいるし、短い時間を選択する、週休三日を選択する人もいるし、それはもうボスとの交渉で労働時間が決められる。  ただ、日本というのは本当に横並び主義なので、ほかの人が長いときに自分だけ短くするということに対して周りの目も気になってしまうというのがあります。ですから、そういう、何というんでしょうかね、周りの目を気にしてというようなことがなくなれば自由に、本当に自分の、もちろん給与は低くなる、短くなると低くなるわけですけれども、それを甘受しても短く働きたいという人はいるでしょうし、長く働きたいという人もいる、それが本当に自由に決められる状況ができれば、それが私はいいかなというふうに思っております。オランダではそういうふうなことがかなり実現できているというふうに聞いております。

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