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海蔵伸一

· 日本労働組合総連合会鹿児島県連合会会長

Full speech

○海蔵伸一君 質問ありがとうございます。  賃上げについて政府がどういったことを支援すれば高まっていくかというところでございますが、一つ、昨年の鹿児島の状況を申し上げますが、平均賃上げ率が全国平均を上回っております。そういった意味では、県内中小企業の経営者の皆さんにも頑張っていただいている、そのように思っているところですが、課題なのは、この間の労使の努力が、物価高によって賃上げの効果を相殺をしている、ここが非常に、経営者も頑張っている、労働組合も頑張っている、ただ結果と実態にギャップが生まれている。今期の春闘は、そのギャップをどう埋めていくかというのが非常に重要な鍵というふうに思っております。  今申し上げた物価高への対応でございますが、やはり長期化する物価高が賃上げの効果を相殺しているというのは確かです。物価高が悪とは考えておりませんが、その物価高が適正かどうかが重要だというふうに思っております。やはり政府には速やかに物価高対策をお願いしたいということと、二%水準の物価安定を求めたいというふうに考えております。  あわせて、委員から御指摘があった社会保障ですが、これも今、税も含めたところで国民負担率は四七%ぐらいですかね、五公五民というぐらいの勢いなんですが、やはり労働者の手取り増という意味合いでは、賃金を上げても必然的に社会保障料が上がっていきますので、ここも一つ賃上げの効果を薄れさせている要因ということでございます。この点、高市総理も言及されておりますが、税と社会保障の一体改革、これは中長期的な視点で是非とも進めていただきたいというふうに思います。  あと、外国人の活用という言い方でいいのか分かりませんが、やはりどの分野でも人材不足というのが深刻になっております。例えば技能実習であったりとかそういったところも一つの方策としてあっていいのではないかなというふうに思います。関係法令も若干見直しがこの間されてきておりますが、やはり外国人の皆さんが働く上での法整備というのはまだまだ追いついていないというようなところもございますので、現場の実態を踏まえた規制であったりとか法整備などを是非とも進めていただきたいというふうに思います。

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