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天野馨南子

· 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー

Full speech

○参考人(天野馨南子君) ありがとうございます。  本当に、出生率を吹き飛ばしてしまうぐらい二十代の女性の移動が激しいということになります。先ほど藤井先生の方からも出ていましたけれども、人口置き換え水準ですね、いわゆる母親世代と娘世代が同数になるためというのは日本全体では二・〇六から〇七なんですけれども、例えば秋田の場合ですね、途中で生まれた女性が出ていってしまいますから、今、五を超えているんですよ。残った女性が平均、未婚者も含めて生涯五人産んでいただかないと間に合わないよという状況の中で、幾ら子育て支援とか、いわゆる企業でいうと福利厚生部分頑張っても、採用ができていないわけですから、若しくは退社されていっているわけですから、人事、採用の部分のところをもっと頑張らないとねという話になるわけですよね。  なので、私の方、レポートでも出させていただいていますけれども、二十代女性流出率というところをしっかりベンチマークにしていただいてここをやっぱり改善していくというのが、人口母数が違うからって言い訳になってしまうので、いわゆる二十代の対前年の女性の母数に対してどれぐらい社会減してしまったかというところの二十代女性流出率、こちら各県については既に今月、基礎研の方から昨年の状況を出させていただいていますので、是非ベンチマークにしていただき、対前年改善、それから悪化というのも出させていただきましたので見ていただくと。  これ、総数にしてしまうことだけは本当にやめてください、男性、男子を一万人集めても、でも子供一人も生まれませんので。人口サステナビリティーというところが一人の女性の定着に勝てないんですよ。ですので、そこはジェンダー問題ではなくて、生物学的な人口サステナビリティー、人口学の分野というところでしっかり向き合っていただきたいなと、ベンチマークにしていただきたいなというふうに思っている次第です。

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(unknown) — 国民生活・経済に関する調査会 · 2026-03-04 · Policy HQ