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尾辻 朋実

無所属· 参議院· 参議院議員

Full speech

○尾辻朋実君 本日、三月十一日に当たりまして、亡くなられた大勢の皆様に心よりお悔やみを申し上げ、また、今日も悲しみとともに歩みを続けておられる皆様にお見舞いを申し上げながら、質問に入らせていただきたいと思います。  参考人お三方におかれましては、二十分という大変短い時間の中で示唆に富んだお話を聞かせていただき、心より感謝を申し上げます。  私は政治経済学部を卒業しておりますけれども、政治学科でありまして、隣接学科、経済学の単位が取れずに大学に五年通いましたので、今日は、子供が質問に来たと思って是非お答えをいただけると有り難いと思いながら質問を申し上げます。  宮川参考人にお聞きをしたく存じます。  経済学で指標上どうかということと、置いておきまして、国民の感覚として、私の実感としては、体感としては、およそ小泉総理、小泉内閣の頃に日本がデフレ局面に本格的に入った。その当時、たしか、マクドナルドのハンバーガーが一つ、一個六十五円とか七十円になって、これから金利も安くなると。しかし、その先には泥沼が待っているんだみたいな議論が本格的に始まったのがその頃から、今、日本は改めてインフレ局面に直面して、日本経済が大きな動揺を、日本経済に大きな動揺が走っているというのが現状かなということを前提に質問を、今日のお話をずっと聞かせていただいてまいりました。  先生の今日のお話の中で、それで、インフレというのは必ずしも悪い側面だけではない、やはり実質賃金がきちんとこれに追い付いていくのであれば経済成長を伴うものであるということを前提に御質問を申し上げたいと思うんですが、先生の恐らくずっと主張してこられたことであろうと思います、供給側面が大事であるというお話の中で、円高の時代に日本の工場が外国に流出した、これを日本国内に取り戻そうと、今円安ですので、取り戻そうとするとタイムラグが非常に大きい。これ、設備投資の一般的な、何というんですか、日本では伝統的な設備投資というとこの話になるんですけれども、それに対して、先生が主張しておられるようなソフト面の投資であれば、そこまでのタイムラグはない。そして、その努力によって需要と供給の曲線をちゃんと実質賃金が上がる方向に上げていけるという御主張だと思うんです。  しかしながら、これが日本で全然進んでいないですし、二十年間全く、先生ずっと主張してこられたのに進まない。その一番大きな原因、何か先生、思い付くことあれば教えていただけませんか。

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